2006年06月30日

飛行機の予約を確認する

やはり席のことが心配だったので、デルタ航空に電話してみた。

個人情報管理の都合とかで、名前や乗る便だけでは検索してくれず、翌日(職場から電話したので、すぐに確認できなかった)チケットに書いてある番号を知らせて、やっと手続きをしてくれた。
しかも、係の人が出てくれるまで機械音声で案内が流れるんだけど、
「皆さまの安全のために、この電話はモニターされることがあります」
モニターってさ、もし非合法にやるなら、盗聴ってこと?
テロ対策ってことなんだろうけど、本当にそんなことで対策になってるのか。

それはともかく、飛行機の席である。
いちばん案じていた帰りの国際線は、窓側から3列並びで確保されているとのことだった。
安心したのもつかのま、行きの国際線が並んでない、って!
そりゃ困る……
そう言うと、
「リクエストしておきますね」
「リクエストが通ったかどうか、いつわかりますか」
「それが……こちらの端末で見れるのは、全座席の7割くらいでして、あとは空港のほうで……」
と歯切れがわるい。
「じゃあ、なるべく早く行けば、可能性が高いってことですね」
「ええ、まあ」
行くぞ、早朝!
(ほんとか、したくの遅いさ〜や☆よ……)
でもまあ、行きなら早く行けば、なんとかなるからいいだろう。
帰りは乗り換えがあるので、何時間も前に行くことは不可能だから、とりあえずオッケー、と。

ついでに、チャイルド・ミールのリクエストも通ってるかどうか確認。
なんと夫の名前で通ってる、って。
「莉花(仮名)のほうなんですけど……まあ夫でもいいですが」
「いえ、そうしますと、○○さんにチャイルド・ミールが出てきてしまいますから」
一瞬、夫の前におこさまランチが運ばれるようすを想像して吹き出しそうになった。
「変更しておきますね」
「はい、お願いします」

席が並びになることとか、チャイルド・ミールのリクエストが通ってることとか、大丈夫かなあと、ひたすら不安に思っているより、やっぱり確認するにかぎるね。
これも、格安航空券ではなく、条件付きではあるけれど正規航空券だからこそできることだと、ちょっと感動。
当日、成田のカウンターでチケットを渡されるんじゃ、こうはいかない。

それに、大きな旅行代理店のツアーで申し込んだからといって、必ずしもリクエストが通ってるわけではないのは、なんども体験ずみである。

ところで、なつかしのDL56便と思っていたら、デルタ航空。
一時は何本も日本アメリカ線が就航していたけど、いまでは、アトランタ便のみらしい。
ノースともども、9.11ショックで破産したりしてるしね。
でも、前に利用していたときは、ポートランドで一旦とまったりしてたけど、どうやらアトランタまで直行で行ってくれるらしい。
あれは燃料のせいかと思っていたら、そうとばかりは限らないのね。
でも今回は直行便のおかげで、田舎町に着くのも昔より2、3時間早くなった。
ちなみに、一時JALもアトランタ便を飛ばしていたけれど、いまではアトランタに直接行くのは、デルタだけらしい。
しかも飛行機、3列、3列、3列って考えてみると、なんか狭くない?
うーん、いろいろな意味でわくわくしてきたぞ。

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2006年06月20日

ホテルを予約する〜オーランドWDW〜


飛行機のきっぷを買った旅行社では、ホテル手配はしていないので、泊まるところは、自分たちで、なんとかしなければいけない。
自分で泊まるところを手配するのは、初めてではない。

ニューオリンズに行ったときは、ガイドブックを頼りに、何度かfaxでやりとりして、フレンチ・クォーターで憧れのパティオのある小さなホテルを予約した。
その帰りに寄ったロスでは、友人宅に数泊したあと、アナハイム(ディズニーランド・リゾートのある場所)で何度か利用したことのあるベスト・ウエスタン(有名なモーテル・チェーン)を、これまたfaxを使って日本から予約していった。
以前泊まったとき、全米のベスト・ウエスタンのカタログのようなものをもらってきていたので、ロケーションも電話番号も確認できたのだ。
あとで日本にもベスト・ウエスタンのオフィスがあることを知って、そんなことなら日本語で予約しておけばよかったと若干後悔したのだけど、そもそも数年前、ファクシミリの機械を買ったのは、アメリカ旅行のホテルを予約するためだったから、いいのだ。うん。

そして今回は、いうまでもなくネットである。
宿泊地は2箇所なので、オーランドから話そう。

当初、最寄りのJTBで聞いてみたのだけど、どうも高い気がした。
それに、旅行社で頼むと、どうやら団体用の部屋にまわされるようで、あまりいい部屋にあたったことがないのだ。

それで、ディズニーのオフィシャル・サイトにアクセスしてみると、いとも簡単に予約をすることができた。
ディズニーワールドで遊ぶには、ディズニー直営のホテルに泊まるのが便利だ。
というより、空港の送迎、パークへの送迎、チケットの手配、どれをとっても、直営ホテルに泊まらないと、えらく不自由することになる。
ホテルの予約と、パーク・チケットがセットになったものを予約。
予約金は200ドルだったかな。カードで払った。
これはデポジット(保証金)。ちゃんと泊まれば、そのまま宿泊費の一部として充当される。キャンセルの場合は返ってこない。

ホテルは、オールスター・リゾート・ムービー。
ハネムーンで行ったときには、オールスターはスポーツとミュージックがあって、ツアーだったので希望は聞かれないままスポーツに泊まらされた。
その後ムービー棟ができて、夫は映画好きなので、これはやっぱりムービーに泊まろうということになったのだった。

オールスター・リゾートは、いわゆるモーテルタイプのホテルで、確か3階建てだったかな。
ゴージャス感は全くないのだが、モーテルタイプのホテルの方が好きだ。
お金のかかる高級ホテルに用はない。
高層階へのエレベーターや、ちゃんとしたレストランよりも、気楽にくつろげて、フットワークも軽くなることが重要だ。
日本では安いホテルというと、ビジネスホテルのような狭苦しいイメージがあるけれど、アメリカのモーテルは、20ドルくらいで泊まれる郊外のモーテルでも、部屋もベッドもしっかり広い。
ましてディズニーである。リゾートである。部屋の広さもきれいさも、アメニティも、なんの不満もないのだ。
コインランドリーがあるのも、ポイントが高い。夏だし、洗濯は毎日でもしたい。
フードコートも充実なので、手軽な値段で、さくっと食べて行動できるのも、うれしい。
屋内プールもある。普通のモーテルにあるようなただのプールではなく、ディズニーキャラクターがあしらわれているオンナコドモの喜ぶプールである。
言うことナシなのだ。

最近、ディズニーワールドには、ポップ・センチュリーという同タイプのホテルもできたようで、そっちもいいかなと思ったけれど、結婚10周年記念の今回は、やっぱりオールスターだよね!
JTBでは、早くしないと埋まってしまうと言われたのだけど、直接予約だと、かなりの余裕があるようだった。

というわけで、ネットでやったとはいえ、自分で一応予約をしたのだけど、その後、ディズニーワールドでのレストラン予約やレンタカーの予約を無料でやってくれるミッキー・ネットというところに、引き継ぎサービスを頼んでしまった。
予約番号を伝え、残金を払い込む(カードであるが)と、ミッキー・ネットさんに予約が引き継がれるのだった。
もし、よんどころない事情で宿泊がキャンセルになった場合でも、ディズニー側に払った200ドルを除いて返してもらえるそうなので、なんていうか、その、最初から頼んじゃえばよかったかなぁ、と。
なにはともあれ、これでディズニーワールド内のすべての予約が日本語でできたりする。るん♪ (死語)
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2006年06月16日

航空会社のこと

航空会社は選べない。
もちろん、正規運賃を払えば選べるわけだが、いちばん安いところを探して買うので、どこになるかは、わからないのだ。

今回利用するのはデルタ航空である。
南部の田舎町に住んでいたときには、専ら利用していた。
たぶん日本に就航し始めたころで、アトランタを本拠に置くデルタ航空は南部に強く、一時帰国のときには、選んでデルタだったと記憶している。
南部といえば、サザン・ホスピタリティー。
客室乗務員の雰囲気も、実にフレンドリーでいい感じだった。

数年後利用したときに、状況は一変する。
従業員の態度が変わったわけではなく、どうやらコンピュータのシステムがろくでもないものに変わったらしく、なぜか、同行の人たちがやたら別々の席にされるのだ。
ハネムーンで利用した友だち(いちばん仲のよかった元同僚)は、ビジネスクラスを選んだにもかかわらず、別の席にされたので、「おたくの会社はハネムーナーを別の席にするのか!」と息巻いて(英語の先生なので、それらの会話は英語で行われたらしい)、となりどうしの席に変えてもらったけど、「もう二度とゴールデンウィークになんか乗らないわ」
そう言っていた。
でもそれは繁忙期だったせいではなく、システムの問題だったらしい。
その後、あたしが母と乗ったときにも、帰りはアトランタから別々の席だった。
同様のクレームがたくさんあったようで、カウンターでは必死に端末を操作していたけれど、殆どの人が、別々の席のまま帰国していった。
母は英語がわからないので、別々じゃ、かなり不都合である。
ちょうど、あたしの横にいた韓国人(たぶん)の女性が一人旅のようだったので、頼んで席を変えてもらったから良かったけれど。

もう十年以上も前のことなので、今回はそれが改善されていることをひたすら願うのであった。
だって小さな(という部類に入れていいよね)ムスメがいるのに、別々の席じゃ困るでしょ、やっぱ。

ほかに利用したことがあるのは、アメリカの会社だとユナイテッドとノースウエストである。

ユナイテッドは、二十代半ばの初めてのアメリカ旅行のツアーの飛行機だったので、他の航空会社も知らず(なんと言っても、その旅行の1、2年前に沖縄に行くとき初めて飛行機に乗ったという……。その初めてのアメリカ旅行の一年後にはアメリカでの就職が決まってしまうのだから、人生ってわからない。閑話休題)、まあこんなもんかと思ったのだが、今思えば、可もなく不可もなくという感じだったかな。

ノースウエストは、いちばん多く乗った。
なにかと評判のわるいノースだが、実はけっこう好きである。
客室乗務員は無愛想で、デルタなんかとはくらべものにならないのだが、食事がけっこう好き。
特に国内線では、あったかいピザやら、冷たいアイスクリームやらが出るのだ。
マイレージもずいぶんたまっているので、時期によってはハワイあたりまでなら行かれるはずだ。
ただ、飛行機がおんぼろなのは確かなようで、最後に乗ったときは、昼に出るはずの飛行機が夕方出発になり(ホテルに連絡があったので、のんびり遊んでから空港へ行った)、さんざん待たされたあげく、飛んだはいいけれど、1時間ほどで引き返すという前代未聞の事態に遭遇した。
この話はあちこちで何回も書いたので、知っている人もいると思うけど、
「念のため、消防車が来ていますが、ご心配はいりません」
とアナウンスが流れ、いざLAXに戻ってみると、滑走路脇には、赤色灯を点滅させた消防車が何台もとまっているのが小さな窓から見えて、けっこうびびった。心配、ありまくりじゃないか。
ちなみにその日は、再びは飛べず、航空会社が用意したおんぼろホテルに泊まらされて不味い食事を食べさせられた。
ま、経験としては刺激的なので可としよう。
ちなみに帰国翌日には出勤予定だったあたしと夫。
国際電話をかけて、
「ちょっと遠くに来てるんですけど、飛行機のトラブルで……」
「どちらに行ってるんですか」
「ええと、あのぉ。……ロスアンジェルスです」
そんなこともあった。いまどきの国際電話は昔のようなタイムラグがないので、言わなきゃわからなかったとは思うが。
おかげで、当時勤務していた日本語学校には何も言わないで旅行に出ていたのに、お土産を買って帰る羽目になったのだった。

またまた脱線。
もとい。

ほかに、バリグ・ブラジル航空というのにも乗ったことがある。
ブラジルの航空会社である。ロスアンジェルス経由で、ブラジルに行く飛行機だ。
混んでる時期だったので、なんとラッキーなことにビジネスクラスに振り分けてもらった。

ロスまでなら、大韓航空にも乗った。
ソウルを出たあと東京を経由して飛ぶので、乗り込んだときに機内にキムチのにおいが残っているのが衝撃的だった。
当然のことなのだが、ハングルのアナウンスが入るのだ。機長も韓国人だった。
でも、このエアラインも、うわさに聞くほど悪くはなかった。

日本のエアラインはJAL。
不思議とANAでアメリカへ行ったことはない。
昔の同僚が口をそろえて言うのは、日本のエアラインは食事がまずい。
これに尽きる。
国際線の飛行機ではブロイラー状態だから、などと言われつつも長い飛行時間の機内での楽しみは、やっぱり食事である。
その食事がまずいとなると、やっぱりだめでしょう。
変な幕の内みたいなものが出て、変なお蕎麦なんかが付いていて、絶望的にまずいのだ。
まずいだけなら、いい。
昔の同僚が口をそろえると書いたのには、理由がある。
まずいだけでなく、ひもじいのだ。
アメリカでしばらく暮らしていると、しぜんと大食漢になる。ボリュームのある食事に馴らされた口には、日本のエアラインの食事は物足りない。
ANAで帰国したことのある同僚(前述のハネムーナー)は、
「あまりにお腹がすいて、スチュワーデスさんに言ったら、パンをくれたわ」
と言っていた。
彼女によれば、日本のエアラインのキャビンアテンダントは、お高くとまってる感じも、うっとうしいそうだ。
あたしはそこまでは言わないけど。

さて今回のデルタ航空。
願わくは、席がちゃんと並んでますように。
そして初めての子ども連れの国際線。
キッズミールもリクエストしたし、ひまつぶしグッズも何かくれるだろうことが、ちょっと楽しみだったりする。
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2006年06月10日

格安航空券を買う

インターネットが普及して航空券を買うのも、昔にくらべて、ものすごくラクになった。
昔は、エイビーロード(雑誌)を買ってきて、端から電話をして、いちばん安いところで買ったものだ。時間と手間がかかって、ほんとうに大変だった。
今回は、さっくりとネットで検索。
“海外旅行”で検索すると、最初に出てくるのがエイビーロード・ネット。
10年経ってもエイビーロードなんだ!
そこで目的地と日にちを入れて検索すると、一瞬で安い順にツアーや航空会社が並んでくるのだ。
ほんとに隔世の感がある。
あたしがアメリカで働いていたときは、日本でやっとコードレス電話が普及し始めた程度だったもんなあ。

もったいぶらずに話をすすめよう。
意外に思われるかもしれないけれど、ツアーもけっこう利用する。
なんといってもツアーの一番の魅力は、現地で空港の送迎がついていることだ。
自分で移動するのは、けっこう面倒だったりする。
でも今回は、まず南部の田舎町に行かなければいけないので、飛行機の切符を自分で買うところから始めた。
ツアーでも、途中からコースを外れて、別の場所を手配してもらったりすることがよくあるけれど、今回ディズニーワールドは田舎町のあとで行くから、その手が使えない。

で、2都市周遊のチケットを探して買った、というわけだ。
ちゃっちゃっと検索しただけなので、探して、というのは、えらそーだったか。

使った旅行会社の名前も出してもいいのだが。
実は、今までに利用したところの数社は、いつのまにか、なくなってたりするんだよね……
けっこう中堅どころもあったのに。
なので、名前は出さずにおこう。

いちばんの心配は、あまり小さな旅行社を使うと、出発までに会社がなくなっちゃって、当日成田のカウンターでその事実を知らされ、途方に暮れるというやつだ。
でも今回選んだところでは、予約後、全額振り込むと、航空券が発券されて送ってくれるというもの。
だったら、とりあえずの心配はクリアーされる。

んで、次の心配は変更の一切きかない格安チケットだということ。
もしも、何らかの事情で出発できなかったら……?
数十万を捨てることになるのか!?
問い合わせると、変更はきかなくてもキャンセルなら半額近く返ってくるらしいので、もう、それにしようと決めた。返金ありといっても、返ってこない分は、あたしの1か月分の給料に相当する。
夫は、何かに自信がないらしく、変更のきくチケットを探していたようだが、ときおり利用する近所のJTBでも、同じようなチケットを紹介され、最初の時点で3人分で10万以上高かったので、あたしが最初に検索したのでOKだと言った。
だいたい、キャンセルや変更を前提に旅行の計画をする人なんか、いないじゃん。

さて、航空券は、デルタの早割である。28日前までに入金して発券してもらい、変更はきかないけど、正規航空券ということらしい。
昔は、格安航空券といえば、出発ぎりぎりまで航空会社がわからなかった(団体旅行で発券された残りが回ってくるから)ものなので、これまた隔世の感がある。
その旅行社は、デルタに強いようで、エイビーロード・ネットで同じような条件で出ていた別の旅行社は“デルタでは組めませんでした”とノースの航空券をすすめてきた。金額は思いきりアップ。いくらノースのマイレージが貯まっていて、どうせならノースと思っていたとしても、10万も上がるんじゃ、だめでしょ。なので、とにかく最初のところで、デルタのチケットを購入。

Eチケットを郵送しましたって、メールが来たから、Eチケット???
と思っていると、普通郵便(!)で、Eチケット到着。
オンラインで予約番号のようなものが発券されるだけかと思っていたら……
ペーパーレスというけれど、ペーパー、あるじゃん。
ただ、昔ながらの、カーボン複写で数枚ついている、みどり色のチケットではなく、領収書こそ昔ながらの緑のやつだけど、各種情報の書かれたカードのようなものが綴られていた。
うーん、どこがペーパーレス???と悩みつつも、これがたぶん航空会社のコンピュータに登録されてるから、もしも紛失しても大丈夫なんだろうと、勝手に納得。
だって、そうじゃなければ、普通郵便(!)で届くわけないもんなぁ。絶対書留で来ると思ってたから、本当にびっくりしたんだもん。

なにはともあれ、こんな経緯で、航空券が無事に入手できたのだった。
次回は、航空会社のお話。
posted by さ〜や☆ at 15:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月09日

南部へ!

目的地はアメリカ南部である。
いつもアメリカのどこへ行きたいか、ということから始めるので、さあどこへ行くと考えたことはあまりない。
とくに今回は、かつて住んでいた田舎町へ行くことと、結婚10年記念のディズニーワールドに行くことがセットになっていたので、目的地に悩むことはなかった。

実は航空券をとる過程で、ぐらりと心がゆれたのは、50周年のディズニーランドである。
カリフォルニア州アナハイムにあるその場所は、何度もと言っていいほど訪れている。
夫といっしょではないときも数えれば、東京ディズニーシーへ行った回数よりも多い。
驚くなかれ、東京ディズニーシーには、たったの3回しか行ったことがないのである。

勝手知ったる南部の田舎町と、勝手知ったるアナハイム。
ムスメを連れていくには、かなりらくちんである。
しかもアナハイムなら、あそこも行って、あの店にも行って。
そしてなんといっても50周年の記念イベントの真っ最中とくれば。
ああ、行きたい。
やはりここはフロリダよりカリフォルニアではないのか!?
同じ暑いにしても、オーランドのあの蒸し暑さ(あの、と言いつつ、夏のオーランドには行ったことがない。夏のニューオリンズの蒸し暑さにはバテバテになったが)よりは、乾燥したロスアンジェルスのほうがラクな筈だ。
そして夫が追い打ちをかける。
「ロスなら、ラスベガスにも行けるかもねぇ……」
おお、ラスベガス。
そういえばラスベガスも、ここ10年行ってないじゃないか。
途中、バストゥのアウトレットモールにも寄ってキャリコにも寄って。
ラスベガスではサーカスサーカスでサーカス見たら、喜ぶだろうなぁ、ムスメ。トレジャーアイランドの海賊のショーはまだやっているのだろうか。
高校のときの同僚のA先生は、最近のラスベガスの魅力をさらに語っていたっけ。
新しいホテルも続々オープンしてるんだよねぇ。
ああ50周年が、ああラスベガスが、あたしを呼んでいるぅ!

でもねぇ。
混むんだよね、ロスのディズニーランド。狭いし。
そうでなくても混んでるのに、50周年ときたら……

それに、ロスなら思い立ったら直行便で、ほんのひとっ飛び、いつでも行ける。懸賞で当たったりもするかもしれないし。(当たらない、って。)
オーランドとなると、そうめったに行けない。行くだけで丸一日かかるんだから。
そして南部の田舎町からオーランドなら、ほんのちょっと飛行機に乗るだけで到着するのだ。

うーん。
悩みに悩んで、旅行会社に空席の問い合わせをして1週間が過ぎていた。
いや、1週間かかったのは、夫の休みが不安だったのと同行の元同僚の予定がはっきりしなかったためでもあるのだが。
いずれにしても、早くしないと、飛行機がとれなくなってしまう。
ゴールデンウィーク前、四国行きのチケットを頼みに行った旅行会社のカウンターで、ハワイに行こうとしてどのツアーもいっぱいで途方に暮れていた家族が思いだされる。
あんな風になるのは、いやだ!

よし。
最初に問い合わせた田舎町+オーランドが、もしも満席になっていたら、田舎町+西海岸にしよう。
問題は田舎町にたどり着けなかった場合だが、ほかの航空会社を使って遠回りになっても、田舎町にだけは行かなければならない。

とまあ逡巡したわけだが、結果オーライ。
最初の計画どおり、懐かしのデルタ56便で、田舎町+オーランドへの切符を確保したのであった。

田舎町滞在がほぼ3日。夕方の移動で、オーランド滞在が4日。
全行程10日間。欲をいえば、2週間は行っていたいところだけれど、これはベターな計画だと思う。
しかも移動についていえば、さすが航空機社会アメリカ。
南部の田舎町、もとい、地方空港(田舎町から車で1時間。その州の都市3つのうちの一つ)からオーランドへの直行便(たぶんプロペラ機に毛がはえたような小さな飛行機だと思うけど。……ほんとにプロペラ機だったら、どうしよう)が出ているのだ!
飛行時間は、なんと1時間半。
田舎町を出てから一瞬でオーランドへ着くのである。
ああ、カリフォルニアにしなくて、ほんとうによかった。
南部万歳。
posted by さ〜や☆ at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月08日

新たなる旅立ち

アメリカに行くことになった。
ニューオリンズ以来、8年ぶりのアメリカである。

ハネムーンで訪れたフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド。
結婚相手がきまるよりもずっと前から、ハネムーンならフロリダと決めていた。
アメリカはあちこちに行ったけれど、フロリダだけは行かずに取っておいたのだ。

そのときディズニーワールドは25周年記念のイベントをやっていて、ピンクのバースデイ・ケーキのデコレーションをされたシンデレラ城は、夢のようだった。
世界でいちばんハッピーな場所。
たとえば10年後、また来られたらいいね。
そう話していた。

ことしは、ちょうどあれから10年。いや、結婚したのは10年前の12月だけど、結婚式とハネムーンは翌年の春だった。
なので、この夏休みか、つぎの春休みか。どちらかで行ければいいなぁとは思っていたけれど。

ところで、ムスメが1歳の誕生日を迎える前に、マンションを買った。
かなりせっぱ詰まった事情があって、引っ越し先を探していたときに、ふらりと立ち寄ってそのまま買ってしまったのだ。
引っ越しはせっぱ詰まっていたけれど、家を買うなんて選択肢になかったわけで。
マンションの衝動買い。
ま、人生の岐路というのは、とつぜんにやって来るものだ。
ただ、これだけは思った。海外旅行をがまんしなきゃいけないなら、家はいらない。
その後、どうにか仕事に恵まれて、海外旅行をがまんしなければいけないほどローンの返済に追われることもなく、アメリカ行きの予算はどうにか計上できるようになっていたのだけれど、さあ行くぞと思っても、実現するかどうかはわからない。
あの9月の晴れた朝、ニューヨークの摩天楼を直撃したあの事件以来、アメリカには複雑な思いをいだくようにもなっていたわけで。
そして去年のハリケーン。
ゆれる思い。

そんな日々に飛び込んできたニュース。
あたしが20代のある時期を過ごしたアメリカ南部の学校が、とうとう閉校になることになったという。
つい昨日のことのようなのに、もう10年どころか15年もたってしまっているのだ。
来年の春、閉校記念式典に行ったりするのだろうか。
ぼんやりと思っていた。

すると当時の同僚が、夏ごろ行くかもと言い出した。
だったらあたしも行く。
そう言ったのは、今年の初めごろだったと思う。
彼女にくっついて、ムスメを連れて行こう。

そう思って、ぼちぼちと連絡を取ったりしながら、気づけば夏休みまであと2か月。
飛行機とらなきゃ!

とつぜん動き始めるあたし。
そう、アメリカは、ずっと前から計画して行くものではなく、ある日とつぜん思いたって行くものなのだ。
いや、アメリカに限らず、あたしの場合、大きな決定事項というのは、たいがい、ある日とつぜん思いたって行動してたりもするんだけど。

そしていつのまにか夫も行くことになってたりして。
同僚の
「○○くんにも、××州△△を見てもらいたいです」
その一言が決定的だった。
そうだ。
陳腐な表現なので、あまり使いたくないのだけど、青春の1ページを過ごしたあの場所へ、やはり夫も行かなければいけないのだ。

そもそも、夫は3年間つづけて夏休みをとっていない。
いや、夏季休暇の3日分は、いちおうどこかで取ってたりするわけだが、ムスメが年少さんになって以来、いちども夏休みを一緒に過ごしてないのだ。
つまり、ムスメがモノゴコロついてから家族の夏休みの思い出がないということになる。
これはもう、何が何でも休みをとってもらわなきゃ困るでしょう。

去年、夫はなんとなく夏休みがとれないまま、あたしとムスメと二人だけで過ごした。
ムスメは保育園に行ったり、あたしと実家へ行ったりしていた。

おととしの夏は、四国の祖父母(ムスメの曾祖父母)の家へ行くつもりで鉄道の切符をとっていたのに、結局直前でキャンセルになった。キャンセル料は数千円。万はいかなかったけど、捨ててしまうには惜しい金額だったと思う。

3年前は、夫の持病で、鼻の手術入院で2週間。会社としては夫に休まれたわけだが、家族に夏休みはなかった。
その年のムスメの思い出は、パパのお見舞いに行った帰りに、激しい嵐に遭って、帰ってそのままお風呂(昨日の残り湯)に飛び込んだこと。
4歳の夏、ムスメにとっていちばん印象に残った出来事らしい。
ムスメは、未だによくその話をする。

さすがに今年は夏休みくらい取らせていただきましょう。
四国行きがキャンセルになったときの話をすると、夫はけっこうイヤな顔をする。
自分としても不本意だったと、そういうことらしい。
でもやっぱり迷惑したのは、あたしたちのほう。
だから、「たぶん休めると思うけど……」などと少しでも気弱なことを口にしたとたん、あたしは四国行きを言質にとって責めるのだ。
だってほんとに、ひどい話なんだもん。

そんな前科があるので、心配は心配なんだけど、とりあえずもう取っちゃったんだもんね、航空券!
なつかしのデルタ航空56便である。
行くぞ、アメリカ。
最初の着陸地はアトランタ。
赤土の大地が、あたしを、そしてあのころには出会ってもいなかったあたしの家族を待っている。

posted by さ〜や☆ at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 準備編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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