2006年08月13日

泳ぐのに安全でも適切でもありません〜ワッツ・バー・ダム〜

20060810c_1.jpg
20060810c_2.jpg20060810c_3.jpg

滞在していたホテルから車で30分ほど走ると、ワッツ・バー・レイクの上流にあるダムに着く。
隣接の公園は、サンセットの名所で、家族連れやカップルがくつろいでいた。
湖の一角が、バーで囲まれていて、泳げるようになっている。

そこに立ててあった看板。
ここは泳ぐのに適した場所ではない。ライフガードもいない。自己責任において泳げ。
そう書いてある。
江國香織の小説に『泳ぐのに安全でも適切でもありません』というのがあって、やはりアメリカの水辺にあった警告の文章が元になっているようだ。
あたしが滞在していたのと同じテネシー州、スモーキーマウンテンのふもとに、レインボー・フォールという滝がある。昔の町から1時間ほど走ると着くので、いちど同僚数人と出かけたことがある。
そこに立ててあった看板にも同様のことが書いてあって、原文は覚えていないけれど、“ここで○人死んでいる。自己責任において泳げ”そう書いてあった。

さて、写真2枚目。湖に向かって左側に建つ、これは何でしょう。
はい、正解!
原子力発電所である。
あはは。

以前、県立高校の教員をしていたとき、修学旅行の引率で美浜原発に行ったことがある。
そこにはやっぱりきれいな水が出ていて、錦鯉が飼われていた。
原子力発電所から出る水は、こんなにクリーンなんですよというアピールである。

ここ、ワッツ・バー・ダムの発電所も、公園を作り、水遊びのできる場所を作り、やっぱりクリーンさをアピールしているのだろう。
だけど、原発から出る水が注ぎ込む湖で泳ぐのは、やっぱりなんとなく気持ちわるくない?

昔、初めてこの場所を通ったときには、驚いた。
巨大な原子力発電所のプラントがそびえているのは、やはり異様な光景だと思う。
「ねえ、こういうのって普通、人里離れた山のなかに造ったりするんじゃない?」
そう言いつつ、よく考えたら、あたしが住んでいたのは、まぎれもなく、人里離れた山のなかだったのだ。

さて3枚目は、湖に沈んでいく夕陽である。
ここは、けっこう有名なサンセット・スポットだそうだ。
たしかに見事である。

そして、刻々と沈みゆく夕陽をひたすら撮影しつづけた夫よ。
あたしがすぐそばにいるのに、もっとロマンティックな雰囲気は出せないのかね?
近くに座ったら、「暑い」とかって、もう!
posted by さ〜や☆ at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | テネシー編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。