2006年08月27日

ルビー・フォール Ruby Falls


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テネシー州の南にチャタヌガという街がある。
きれいで住みやすい街なので、いつか住むならチャタヌガがいいと、昔から同僚たちと話していた。
観光スポットはいっぱいあるのだけど、今回はこれ。

ルビー・フォールである。
最初の写真は、その入り口。
フォールというのは、いうまでもなく滝。
で、滝はどこにあるかといえば、地下にあるのだ。

テネシー州というのは、地下水脈が豊かなところで、水脈が豊かすぎて、霧深い日など、手をのばした自分の爪も見えなくなるほどの霧が出る。
昔住んでいた町からチャタヌガに向かう高速道路にカルホーンという場所があって、百台におよぶ玉突き衝突があったこともある。濃い霧のせいだ。

それはともかく、地下水脈が豊かなので、こんな地下の滝などというものも存在する。
以前から興味があったのだけど、住んでいた町にはロスト・シーという地底湖もあって、同僚が「ルビー・フォールは、ロスト・シーと同じようなものだよ。わざわざ行かなくても」などと言っていたので、行ったことがなかったのだが、今回は時間もあるし、やはり1回くらいら行くべきだと思った。

アメリカの他の観光スポットと同様、ツアーガイドにくっついて説明を聞きながら先に進む。
所要時間は約1時間。

エレベーターに乗って着いたところは、見事な鍾乳洞。
鍾乳石には、象の足だとか、西部の夕陽だとか、いろいろな名前もついていて、とにかく涼しい。

高速道路の途中に、ルビー・フォールの看板はいっぱい出ていて、沿道のモーテルにもパンフレットがいっぱい置いてあるため、観光客はかなり多い。
鍾乳洞、涼しいし。
ツアーガイドがどこから来たか聞くと、みんな全米のいろんなところから来ていた。
どこからか日本語が聞こえてくるので、見ると、1こ前のツアーにムスメより小さい男の子を二人連れた日本人の家族連れがいた。
この家族とは、あとでチャタヌガ・チューチューでも会ったりするのだけど、在米の日本人だろうか。
こんなマイナーな場所に、わざわざ日本から来る物好きは、あたしたち(と、元勤務校の関係者)くらいなものだろう。

狭い通路を歩きながら行くと、ついに滝に到着する。
“地球の歩き方”によると、真っ暗な中、“ツァラトゥストラはかく語りき”が高らかに流れたあと、滝がライトアップされるという大げさでちょっと恥ずかしい演出がされると書いてあったので、わくわくしていたら、夏休みでお客さんがたくさんいるせいか、まだ滝に着く前にライトがついてしまい、音楽も普通のものになっていた。
ちょっとがっくり。
でも、予想以上に見事だったよ、滝。

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写真では、そのすごさが伝わりづらいのが残念。
このあと、滝のまわりの歩道を一回りして、もとの鍾乳洞を歩いて戻って、ツアーは終了。

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その後は、ショップを見たり、展望台に登ったりした。
チャタヌガの街と、みごとに蛇行するテネシー川が見おろせて、感動である。

高速道路をおりて、ルビー・フォールに向かう途中の山道には、映画「カーズ」でマックィーンとサリーがドライヴに行った、崖下のモーテルとよく似たロケーションもあって(山道なので、車をとめるわけにはいかないのだが)、もしも行く機会があったら、断然オススメの場所である。
チャタヌガはジョージア州との境にある街なので、アトランタからも、ほんの2時間で着く。

パンフレットによると、わかりやすそうでわかりづらい場所なのだけれど、高速道路をおりて向かうときは標識にしたがって進めばいいので、あんがい簡単だ。
方向音痴のあたしは、その後、チャタヌガのダウンタウンに行きたかったのだけれど、こっちのほうが大変だった……

posted by さ〜や☆ at 12:22| Comment(4) | TrackBack(0) | テネシー編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

泳ぐのに安全でも適切でもありません〜ワッツ・バー・ダム〜

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滞在していたホテルから車で30分ほど走ると、ワッツ・バー・レイクの上流にあるダムに着く。
隣接の公園は、サンセットの名所で、家族連れやカップルがくつろいでいた。
湖の一角が、バーで囲まれていて、泳げるようになっている。

そこに立ててあった看板。
ここは泳ぐのに適した場所ではない。ライフガードもいない。自己責任において泳げ。
そう書いてある。
江國香織の小説に『泳ぐのに安全でも適切でもありません』というのがあって、やはりアメリカの水辺にあった警告の文章が元になっているようだ。
あたしが滞在していたのと同じテネシー州、スモーキーマウンテンのふもとに、レインボー・フォールという滝がある。昔の町から1時間ほど走ると着くので、いちど同僚数人と出かけたことがある。
そこに立ててあった看板にも同様のことが書いてあって、原文は覚えていないけれど、“ここで○人死んでいる。自己責任において泳げ”そう書いてあった。

さて、写真2枚目。湖に向かって左側に建つ、これは何でしょう。
はい、正解!
原子力発電所である。
あはは。

以前、県立高校の教員をしていたとき、修学旅行の引率で美浜原発に行ったことがある。
そこにはやっぱりきれいな水が出ていて、錦鯉が飼われていた。
原子力発電所から出る水は、こんなにクリーンなんですよというアピールである。

ここ、ワッツ・バー・ダムの発電所も、公園を作り、水遊びのできる場所を作り、やっぱりクリーンさをアピールしているのだろう。
だけど、原発から出る水が注ぎ込む湖で泳ぐのは、やっぱりなんとなく気持ちわるくない?

昔、初めてこの場所を通ったときには、驚いた。
巨大な原子力発電所のプラントがそびえているのは、やはり異様な光景だと思う。
「ねえ、こういうのって普通、人里離れた山のなかに造ったりするんじゃない?」
そう言いつつ、よく考えたら、あたしが住んでいたのは、まぎれもなく、人里離れた山のなかだったのだ。

さて3枚目は、湖に沈んでいく夕陽である。
ここは、けっこう有名なサンセット・スポットだそうだ。
たしかに見事である。

そして、刻々と沈みゆく夕陽をひたすら撮影しつづけた夫よ。
あたしがすぐそばにいるのに、もっとロマンティックな雰囲気は出せないのかね?
近くに座ったら、「暑い」とかって、もう!
posted by さ〜や☆ at 06:35| Comment(0) | TrackBack(0) | テネシー編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月12日

ハンデイのソナー〜レンタカーの車種〜

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バジェット・レンタカーで借りたフルサイズの車。
乗り心地は抜群で、音も静か、加速もばっちりであった。

あたしが住んでいたころは、走っている車の半分が日本車だったりしたものだけど、今回、レンタカー会社から貸し出されたのは、“ハンデイのソナー”。
係のおじさんは、たしかにそう発音したのだけど、車のところに行って、ぶっ飛んだ。
これって“ヒュンダイ(韓国の現代自動車社)のソナタ”じゃん!
ヒュンダイのソナタって、受けるんですけどぉ。
どうせなら、アメ車に乗りたかったなぁと思ったけど、これはこれでおもしろいからヨシ、と。

昔あたしが乗っていたのは、シヴォレーのコルシカという車だった。
空港のある地方都市のヒュンダイで買った。ヒュンダイで買ったけど、あたしの車はアメ車で、日本車も多く売っていた。

20年近く前、初めてアメリカを訪れたとき、高速道路を走る車が、みんな普通の車なので、驚いた記憶がある。
アメリカでは、エルヴィスが乗っていたり、アメリカン・グラフィティに出てくるような、ばかでかいヤツが走っていると半ば本気で思っていたのだ。
時すでに80年代も終わりにさしかかっていたころで、よく考えればわかりそうなものだけど、あたしも若かったんだということで。

写真は、テネシーのホテルの駐車場である。
小高い丘のうえに建つホテルで、ハンドル操作を誤ったり、足を踏みはずしたりすると、急斜面を転がりおちること必至のナイス・ヴューである。

posted by さ〜や☆ at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | テネシー編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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